コストを削減しなかったお話 その2 Vol.19
先週に引き続きLowコスト住宅にして良い部分と譲っちゃいけない部分について、私なりの家づくりを学んだ視点でお伝えします。
≪窓のグレード≫
こちらも素人が良く分からないと感じる部分!だって窓は窓じゃん!
詳しいことなんて教えてもらわないと分かりません~~(T_T)
そんな中選んだのはペアガラス。そして中にはアルゴンガス入り。
より外気・屋外環境からの影響を受けにくい家にするために窓と窓のサッシにはお金をかけることをお勧めします。
「窓際が寒い!」
「窓から冷気を感じる」
ということを感じたことありますよね。
窓の断熱って思っている5倍程大事です!!(個人的な感覚値です)
そして、断熱効果以外にもLowコストにして譲っちゃいけない問題があります。
それは【結露】
朝晩の気温差が大きくなると、断熱性の低い窓には結露が発生しやすくなります。
「窓用断熱シートもあるし、結露防止シートもあるから大丈夫~♪」
という声も聞こえてきそうですが、結局結露してそこにカビが生えたりしていませんか??
これから毎年結露シートを購入して張り替えて、そして結露を拭く時間を一生かけるぐらいなら、一層のこと上記全ての悩みが消えるお家を目指した方がストレスフリーです(‘ω’)ノ
窓サッシもカビませんし、カーテンがカビることもありません♪
≪換気システム≫
1日に12回必要と言われている換気。(2時間に1回)
空気の質が悪くなると、家庭内での感染症発生率が上昇したり「こどもが風邪を引いたら必ずもらう」という確率ももちろん上がります。
ちなみに、喫茶店の天井などでグルグル回っている羽のあれ。
「天井にファンがあれば、空気が室内で循環するから大丈夫!!」
という声を聞いたことがありますが、残念ながら効果はありません。
結局、換気をしない限り悪くなった室内空気を家の中でグルグル回すだけです。
大事なポイントは「入口/吸気」と「出口/排気」を設置することです。
多くの家庭では「出口/排気」=換気扇しかない状態です。
これが24時間換気システム(入口も出口もあり)をつけていることで
「そろそろ窓開けなきゃ!換気しなきゃ!!」
というストレスを感じることもなく、自動的に空気が入れ替わるようになっています。
しかも、そこに熱交換式の換気システムがあれば最高なんですっ(*^^)v
だって、冬場10分間換気してたら寒くって仕方ないですよね?
夏場せっかく冷房つけているのに換気したくありませんよね?
そんな気持ちに応えてくれるのが「熱交換式換気システム」
夏は暖かい風を冷やしてから室内に取り入れる。
冬は寒い風を温めてから室内に取り入れる。
今の時代、というかソーラーサーキットのお家はそこまでしてくれる優れものです。
もう、色々ストレスが減る分新しい趣味でも始めれるんじゃないかと感じる程です(笑)
…そんなこんなで、まだまだlowにしちゃいけないお話が続きそうです(笑)