引っ越し前はカビダニが発生しても仕方ない環境だったという気づき(2019年4月~6月温湿度、計測結果公開) vol.26

こんにちは!とっぴー妻です(^^)/

 

日頃のblogでも

『湿度60%以上でカビダニの発生リスクあり』とお伝えしているのですが、

 

「んじゃぁ一体自分の家はどうなっているの??」

 

という部分については各ご家庭で計測してみないと分かりません。

 

ただ、『温湿度計を買って毎日計測してみよう!!(‘ω’)ノ』

なんて人も稀だと思ったので

 

昨年1年間、とっぴー家が計測した数値を3か月事に分けて大公開していこうというシリーズを今週から4回に分けてお届けします。

 

 

【シリーズその1】

2019年4月~6月(春~梅雨)温湿度表

 

 

≪ちなみに、とっぴー家の引っ越し前の家とは…≫

平成13年建築の市営住宅の3階、雨風の当たりやすい端の部屋ではなく中央寄り。

2LDK。鉄筋コンクリート造。

リビングに温湿度計設置。

窓はアルミサッシ。

近くに川があり雨が降ると少し湿度にも影響が生じていました。

共働きのため平日の日中は不在にしていたことが多かったです。

 

 

グラフはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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【グラフの途切れは計測忘れです。】 

 

 

〈温度〉

風通し抜群の古民家だとGW辺りまでストーブが必要な寒さですが、やはり鉄筋コンクリートの建物ということもあり20度はあるという温かさ。

6月に入ると25度~28度ぐらいで若干暑さを感じる日もあったみたいですね。

 

〈湿度〉

湿度60%を超える日がほとんどです。

5月の気候の良い時期のみ、逆に乾燥注意報が出て何の対策もしていないお家でも湿度45~60%以下を保てる日が続いたみたいですね。(特に夜間)

 

ただ、良い湿度を保てるのは≪良く晴れた乾燥した日のみ≫でした。

それ以外は、カビダニが発生しやすい環境下で日々生活(共存)していたようです。

 

 

「たかがカビ・ダニぐらい…」って思うかもしれませんが、

その室内空気を常に吸って生活していると、やはり身体に異常をきたし易い。

「ただの季節風邪」だと思っていた体調不良も、実は室内空気が関係していることが多いそうです。

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さて。全く良い結果ではなかったとっぴー家のデータ。

それでも公開したのは、この環境と同じようなお家で生活している人の今後の対策などの参考目安になればと思ったからです。

 

湿度対策、5月の気候の良い日以外は必要そうですね。

ハトと私の入院生活 vol.25

こんにちは!とっぴー妻です(^^)/

 

次女出産のため暫くお休みを頂いておりましたが、そろそろ再開していきたいと思います。

 

今回は入院中に感じた換気の大切さのお話。

 

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今回は、総合病院で次女の出産をしました。

コロナの影響で主人の立ち合いもできず、入院中は誰もお見舞いに来れないという。

めちゃくちゃゆっくり身体を休めることができた半面、めっちゃ暇でした(笑)

人と会話がしたくて妹に突撃で電話したぐらい(笑)

 

 

さて、今回の入院では個室を希望した私。

室内はエアコンも稼働し室温は26度ぐらいで丁度よいぐらい。

(ただ、稼働音が気になる。そしてエアコンはやっぱり冷える)

 

入院2日目。シャワーを浴びても良いと言われたので入浴し、お風呂上りのタオルをベッドの手すりにかけた2分後…急激な湿度上昇を身体で感じ

「あかーん!!めっちゃ不快!」となった私は、急遽タオルを浴室干しへ。

多分湿度70%は余裕で越していたように感じます。

 

その時に気づいた「部屋には排気口ってないのかな?」という疑問。

 

 

空気って吸気(入口)から入って排気(出口)から出ないと流れが作れない。

いくらエアコンで涼しい風が送られてきたとしても、その空気が室内で淀んでいたら

・空気の質が低下。汚れた空気を吸い続けることに。

・湿気のはけ口がないため湿度も上昇。

・食後やオムツ変え後の臭いが滞る。

 

上記のようなことが起こり、快適な生活が送れないようになります。

 

 

病室内、どこを見ても排気口がなさそうだ…。

と気づいた私が、部屋の窓を開けるようとしたところ。

なんと窓の外のバルコニーで鳩さんが出産を終え卵を温めているではないですか。

 

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「卵2つも産んで。私の次の日に出産したんやね。お疲れ様。」

なーんて親近感を感じたり、暇つぶしに観察したりと楽しい時間を過ごさせて頂きました鳩さんですが、困ったのは窓が開けられないということ。

その窓には網戸がなく、窓を開けると舞い上がる鳩の羽が室内に入りそうで断念。

 

窓も開けられない!となったら、もう部屋の入口扉でも開けるしかない!!

 

となり、結果的には1日に何回も部屋のドアを開け放つことに。


「個室の意味ないやん(笑)」

 

幸いにも廊下の端のお部屋だったので

人通りも少なく開けっ放しでも過ごせましたが、

やっぱりお部屋ごとの換気も大切にできたら良いのになぁと感じた入院生活でした。

 

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とある鈑金屋の社長に評価してもらったこと Vol.24

こんにちは!とっぴー妻です(^^)/

 

前回のblogの最後に書いた工務店さんは全てを教えてくれません。』ということ。

それをハッキリと感じたエピソードを、今回は書いていきたいと思います。

 

我が家の完成見学会に来てくださった、某建築板金の社長さん。

この方は板金だけじゃなくて、本気出せば設計から本格的な大工仕事までやっちゃえるような方。

そんな『お家に関する全般的な知識がある方』が、

我が家を見ながら≪ここええやん≫とこぼして下さった内容をご紹介します。

 

≪ええやんポイントその1≫

「お風呂の窓がないのは正解」

お風呂の窓は結露するだけ。サッシにカビが生えるだけ。

換気装置さえ備えればお風呂の窓は基本いらん、と。

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≪ええやんポイントその2≫

「吹き付けのアワアワの断熱は、そのうち湿気を吸って重さでずり落ちる。板形の断熱材を使用しているのは正解」

専門用語で説明できなくてごめんなさい(笑)

でも、建てる前にいくつかお家の構造見学会に行きましたが、確かにアワアワの断熱材を使用している工務店さんありました!

壁を剥がして家を補修したりもしている人だからこそ知っている真実ですね。

断熱材も「何でも優れている」わけではないんだね…。

 

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≪ええやんポイントその3≫

「屋根、この家は普通の家の2軒分の屋根の材料を使っている」

普通の家は下地材と屋根材を使用する。

「やけど、この家は下地材、断熱、更に下地、屋根材を敷いているだろうから、ザっと2軒分のコストかけてるな。」(まさに大当たり!!(笑))

「少々の雨ぐらいだと気づかないぐらい、防音にもなるし贅沢に材料使ってるな。」

 

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≪ええやんポイントその4≫

ペアガラスのアルゴンガス入り。

窓っていうのは室温と外気温の温度差が約20度あったら結露する。

でも、このガスの部分で温度差が生じにくくなっていて結露防止になっているんや。

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≪ええやんポイントその5≫

断熱には2種類あるんや。断熱と遮熱。

「遮熱」は熱を跳ね返すのが主な役割。

熱というのは暑いところから冷たいところに移動するから、「断熱」が機能していない家は暑いから冷房入れてたとしても外気の暑い熱がどんどん室内に入り冷房機能があまり効果を発揮できていない。

それに比べて、この家はこれだけ外側断熱してたら魔法瓶状態になるわな。(熱移動が少ないということ)

 

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ざっとこんな感じで≪ええやんポイント≫をいくつか頂きました(^^)/

やっぱりその道の人に評価してもらえると、素直に嬉しいものです♡

ありがとうございました。

 

我が家は地面の基礎から外壁~屋根に沿って外側まるっと断熱で囲っているので、前述のとおり家の中はちょっとした魔法瓶状態。

音が響きやすい状態になるのでその対策として天井は壁紙ではなく「吸音板」を使用しているのですが、そのことに社長さんも一緒に来られていた建築士さんも大変驚き。

 

また室内湿度の低さにも驚き。

 

最後に

「こういう風にしたらええのは知ってたけど、まず客に提案はせぇへんな…」

と本音をこぼされました。

 

その本音を聞いて、

やっぱり200~300万上乗せになるような建築方法をわざわざ提案する工務店さんって、そんなにいないよねって感じました。

でも、本当はこういう風にした方が良いって…その道の人は知っているんですよね。

 

 

工務店さんは全てを教えてくれません。』

(中にはこういった知識を持っていない工務店さんも多いとのこと)

 

そしたら、それを教えてくれる人から学びまくって自分で知識を蓄えるしかなさそうですね(‘ω’)ノ

新居に宿泊した父親がこぼした言葉 Vol.23

こんにちは!とっぴー妻です(^^)/

 

4月末に引っ越しをした際に手伝いに来てくれた私の父。

40代の時に建売で持ち家を購入した経験もあります。

 

そんな父に「どんな家建てるんや??」と聞かれたら、

・湿度40~50%台を常に保てる家

・カビダニ、アレルギーから家族を守れる家

・常に室内空気が入れ替わる換気システムがある家

・どの部屋に行っても&ロフトも室温に変化のない過ごしやすい家

 

上記のように話していましたが、どうもピンとこなかったみたい(笑)

 

そりゃそうですよね、間取りの話もなければ若い人が憧れるデザインの話も一切しない娘(笑)「ほぉ、、、そうか」という反応しかしづらい様な説明でごめんよお父さん。

 

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そんなお家に宿泊した父が、翌朝ポツリと話してくれたこと。

 

「(新居に)泊まったことで、お前が言いたいことが良く分かったわ。確かに湿度が低くてずっと空気が軽く過ごしやすい。今日も不思議とよく眠れた。湿度なんか意識したことなかったけど、大事なんやな。」と。

 

「お父さんの時は家というのは建売で、それを買うのが当たり前だった。家のことを勉強してから買うなんてことは思いもしなかったからなぁ。でも、もし勉強できる機会があったんやったらこんな家建てたかったなぁ。」

 

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大工仕事にもある程度知識のある父からのまさかの言葉。

素直に嬉しかった瞬間でした。

 

 

そう。『知ってたらこんな家建てたのに。』

まさにそれなんです。

 

安くても2000万円~3000万円はするお家。

もっと学んでから建ててみる。

選択肢があることを知ってから、工務店の言いなりではなく自分たちで選ぶ。

 

これは、本当に大切なことだと思います。

工務店さんは全てを教えてくれません。

だってお金がかかって売れない方法を、わざわざお客さんに提案する人なんて少ないから。

そして、世間は「安くて良いものを」という考え方が広がっている中で、真逆のビジネスが万人受けするはずがない。

工務店さんは、年間何棟も建設に携わり利益を出す必要性がある。

 

【本当のこと】ばかり言っていられないのです。

 

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でも、これからお家をお考えの方は是非、知識をつけてから<一生を共にするお家>を選んでもらいたいと思う。

【本当のこと】を教えてくれる工務店さんはいます。

食器が隅々まで乾いている!!という感動☆ Vol.22

こんにちは!とっぴー妻です(^^)/

 

室内湿度が常に50%台という我が家のリビング。

『洗濯物がカラッと乾く』というのは、

ソーラーサーキットのお家を建てた先輩方からお聞きしていましたが、

まさか!!食器拭きの手間までなくなるとは!

私、感動しております(T_T)♡

 

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食器洗い乾燥機があまり好きではない主人の意向により、我が家のシステムキッチンには食器洗い乾燥機は付けませんでした。

 

それでも、毎日発生する洗い物。

 

 

その洗い物も、水切りラックに置いておけば

夜に洗った食器が翌日の朝にはカラッと!!

ほぼ完ぺきに乾いています☆(*ノωノ)

(翌日まで待たなくても、約2時間後には同じ状態になることがわかりました)

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9割合格!!というところでしょうか♪

そのため、『食器拭き』という仕事が『食器撫で』に変わったぐらい

取り除く水滴がありません(*^^)v

 

水分が残っている場合はこのぐらい。 

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一番下に重なっていた食器は、重なっていた部分だけがこんな感じ。

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水筒やビン、ジップロックの袋の隅までも!!
嫌な水滴が残らず綺麗に乾きます(*ノωノ)♡

 

そのため、布巾が濡れて水滴を拭きとれなくなることもなければ

食器に布巾の繊維が付いちゃう~というちょっとした悩みもなくなりました(*^^)v

ガラスの食器もピカっと綺麗になるんです(*ノωノ)♡

 

もう、主婦としては感動ものです!!

乾燥機も導入せず、お金もかけずに生活のちょっとした悩みを解消してくれるこのお家

また1つ、生活の中の小さなストレスが減りました。 

 

室内湿度にこだわったお家を建てて良かったなと

つくづく感じたある朝でした(^^)

 

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【ソーラーサーキットのお家】

湿度40~50%台のお家。カビ・ダニ・アレルギーから家族を守るお家。

家中一定温度でヒートショックのリスクや血圧への負担の少ないお家。

 

そんなお家を体感してみたい方は、

住環境アドバイザー『住まいの権』さんまでお問合せください。

HP:https://sumainogon.com/

 

【とっぴー家の見学について】

コロナウイルス感染症が落ち着きましたら、是非体感しにいらして頂きたいなと考えています。もう暫くお待ちくださいね~。

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冬場に自宅を建築した人が、気を付けた方が良いことと湿度について Vol.21

こんにちは!とっぴー妻です(^^)/

 

今日は我が家もそうですが、

秋・冬に新築を着工し春になってから入居した方へのアドバイスです。

 

アドバイスというとイッチョ前ですが、

我が家が入居1週間で気づいた内容のシェアになります。

 

 

実は、我が家の洗面室には床下の温湿度が常に確認できるカラクリを設置しております。

 

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床下っていちいち開けて確認するのも面倒だし、

かと言って実は床下環境を放置することは、家の状態に大きく影響を及ぼすので気にしておいてあげるのがベスト。

 

この写真は今朝の我が家の床下ちゃん。

湿度が高いのが分かりますか?

(60%以上はカビダニの発生リスクありと考えましょう!!)

冬場の新築施工は、どうしても床下が乾ききらないまま完成を迎えてしまうことが多く

そのため、この様に床下が湿っていることが大半です。

 

そして、天候やその日の湿度にも左右されやすいです。

 

 

この状態だと、室内で発生した「湿気」が床下から逃げることができず

室内に留まるため室内湿度が上昇しカビが生えやすいお家になります。

 

 

新築でカビって…絶対に嫌ですよね(T_T)

「新築なんだからカビるはずがない」なんてことはないので、

【冬場に建築されたお家に入居して間もない方は、特にお気をつけください】

 

 

対策として、我が家は

①湿度が20%~30%台の乾燥注意報が出るようなカラッとした日中に

②床下の換気口を開けて床下を乾かす(&雨の日は換気口を閉じる)

③室内湿度を60%以下に保つように、リフレアという除湿機能を使う

 

ことを実践しています!

入居1.2年で床下も乾き、もっと住環境が良くなっていくという我が家。

「育つ家」のこれからが楽しみです。

 

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皆さんのお家の床下、換気できますか?

是非確認してみてください(^^)/

新居に引っ越しました(^^)/ Vol.20

こんにちは!とっぴー妻です(‘ω’)ノ

暫く更新していなかった間に、無事自宅が完成し

そして無事に引っ越しが完了しました!!

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引っ越しの荷造りに加え

コロナのソワソワ感や妊娠9か月の自分。

そして引っ越し3日後の産休入りに向けた準備など…

よく乗り切りましたワタシ…(*_*)w

 

 

さて、こだわり抜いたお家に引っ越したとっぴー家ですが、

早速あれもこれも気付くことばかりです。

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湿度が50%台にある室内は、

毎日空気がサラッとしていてとっても気持ち良く。

 

洗濯物はもちろん、食器もすぐに乾いちゃうので

生活の中の小さなストレスがいくつも解消されております。

 

 

そして「24時間換気」が稼働しているので、

家の中に生活臭が一切こもりません。

 

揚げ物したって平気。

トイレの臭いも、前の人の臭いがすることなんて1回もない。

 

何より、コロナ感染症で換気の重要性が言われている今

2時間に1回の換気を意識しなくても常にクリーンな室内空気に入れ替わってくれるこの家は、とっても優れものです♪

 

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そろそろ、第二子が産まれそうですが

家の中にさえいれば「吸気」と「排気」がしっかりしている家なので

感染症の心配はなさそうでホッとしています。

 

 

安心できるお家。

また少しずつ、またご紹介していきたいと思います。